小規模ケアの一軒一軒の家になってから、土曜、日曜、祭日の学校が休みの時は、子ども達にとってはクーポン券なしの「ＧoＴo園長室」です。

先生と一緒に来る時はだいたい「ごめんなさい。」の謝りの事案が発生した時ですが、ひとりで来る時は「わ～～すごいね、おめでとう！！」の園長先生の言葉を期待してくる時です。

試験で100点を取った時、苦手な科目だったのに前よりいい点数を取った時、絵画展入賞、作文入賞、スポーツ大会での入賞、その他、それぞれに自分の自慢できることがあると「ＧoＴo園長室」という事です。

今回は、さっそく男子の家で作った「スイート・ポテト」持参の子ども、おばあちゃんからもらったからと園長先生へと持ってきてくれた美味しそうな「柿」、自分で編みましたと「指編み物の首巻」を見せに来た女の子、「自分で作った光玉です。」と、砂場で1時間かかって作ったそうです。

続く写真の「表彰状」は、中学生の女の子の一人分で「部屋の片づけをしていたら、表彰状とメダルがこんなに出てきました。」と。小さい時から個性が強く人との関りが難しい子でしたが、学校が2，3か月にも及ぶ休校で、園での「ステイホーム」の生活から、なんと本人の生活態度が一変しました。

本人の能力のある、バトミントンと陸上もあの手、この手で出場させていましたが、なぜか、昨日、突然、晴れやかな顔をして、これまでの表彰状をまとめて持ってきました。

今月27日が本人のお誕生日ですので、気持ちの切り替えを見せに来たようです。最後の長崎土産の「クルト」は高校生の陸上部の女子が九州大会に行ってきたお土産です。

チームとしての優勝は出来なかったそうですが、個人としてはみな頑張ったそうです。「先生方からの大会遠征支援金有難うございました。」と清々しくお礼を言いましたのでまた応援したくなりました。

「食欲の秋」「勉強の秋」「スポーツの秋」も朝晩の冷え込みで、そろそろ終わりを告げそうですね。

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