冷たいアクエリアス
昨日は2泊3日の「自転車キャンプ」が帰園する日でしたが、当地は、とにかく早朝から館内の廊下も燃えているような猛烈な暑さでしたので自転車で走行のキャンプ組の帰りが大変心配でした。
計画書ではキャンプ場を早朝に出発予定でしたが大幅に遅れ10時に連絡が入りました。
帰園時間が予定よりかなり遅くなることを覚悟していましたが、なんと、一番手の帰園は2時5分。流石サッカー部選手。
1か所休憩所を休まずに一人で思いっきり飛ばしてきたとの事。余裕のどや顔の帰園でした。それからず~っと、帰りの自転車が田んぼ道を通るのを「百日紅」と共に園から見ていました。
次のグループは4名で、一番手に遅れる事1時間40分。その中に一人小学6年生も入っていました。
その後は、こちらの心配をよそに時間差でパラパラと、みな元気いっぱいに門を入ってきました。
最後の小学生グループは、小学2年生の子も途中交代しながら完走し無事に門を入ってきました。一番手に遅れる事3時間でした。
中高生だけの時も最初と最後は1、2時間は差がありますので、この猛暑の中を小学生も入っての今回の走行は、いい方だったと思います。特に、6年生の2名は片道71キロを往復完走したそうで立派でした。
ちなみに二人は剣道部です。どの子も真っ赤に日焼けした顔で「また来年も絶対行きたい。」と言っていました。
帰りに立ち寄った休憩所での出来事で、駐車場に大型のトラックが入ってきて「自転車でこれからどこまで行くの。」と聞かれ、「今は天草の小島キャンプ場から八代迄の帰りです。」と答えたところ、「実はおじさんの知っている人もロードレーサーで世界の試合にも出てるんだよ。」と言い、「この暑い時に頑張っているね・・」と言って「冷たいアクエリアス」を各自に買ってくださったそうです。
そして、今日は市内の有名なケーキ屋さんからお店の目玉商品でもある上等な「ゼリーパック」を一人づつに届けてくださり、子ども達にとってはご褒美でした。
今回の「自転車キャンプ」を通して、特性のある子ども一人一人が大きく成長したのを感じました。まずは無事に終わってホッとしました。神に感謝。キャンプ引率職員に感謝。