今日は「文化の日」昨日とは打って変わっての晴天の下、カトリック教会の11月の「死者の月」に合わせて、全員でお墓参りに行きました。

当園のお墓は「カトリック八代教会墓地」の中にあり、毎年八代教会の墓参に合わせていましたが、今年は新型コロナの関係で3密を避けるために、当園だけで教会とは別の日にお参りすることになりました。

お墓は球磨川を越えた先で、車で15分くらいの所です。

墓地自体が、もともと広～～い「晩白柚畑」だった事から、今日も周りは袋をかぶった大きな晩白柚の実がたわわになっていました。

花の時期には本当に香りがいい場所です。

当園のお墓には約10名ほどの名前が刻まれていますが、年齢が10代の人は3名だけで、あとは４０代５０代６０代と高齢者です。

卒園してからいろいろあって、最後の居場所として園の墓地に帰ってきた人達です。最後の人は１０年前に亡くなり、本人の希望で他県から帰って来ました。

お墓の前で「生と死」について考え、「みんなも、死んでからでも、いつでも帰ってきていいですよ。」と話しました。

３歳児から高校生までの子ども達、みんな真剣に手を合わせてお祈りしました。（ロザリオの祈りなど）当園だけでのお墓参りは落ち着いて出来ました。

来年も同じようにしようと思います。新型コロナのもたらした効果です。

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