創立記念日のお祝い
八代ナザレ園は1900年5月13日の創立で、今年は創立121年目です。
毎年、創立記念日のお祝いと共に、全員で修道院の墓地に墓参に行っていましたが、コロナの関係で昨年から、棟ごとに行くことにしました。
第1便は2棟の幼児部でした。
お祈りの前にお墓のお掃除ですが、お陰様で前日の大雨で墓碑は綺麗に洗われていました。
隣接地から侵入した草や木などを除去して綺麗になったところで、みなで心を込めてロザリオの祈りをしました。
現代は「お墓参り」そのものが貴重な機会となってきましたが、両親や、祖父母たちと一緒に過ごした経験が少ない当園の子ども達に、当園の歴代のスールや、補助者の生きざまについての話から、生命の連鎖についての感謝の気持ちを感じとってほしいと思います。
墓碑に103歳と刻まれているのを見てきた高校生男児が帰ってくるなり、「園長先生、お墓には、若くして亡くなった人もいれば、103歳と書いてあった人もいましたよ。」と神妙な顔で報告していました。
「お墓に明記してあるマ・スールや、補助者の方々がいらしたので、今のナザレ園がこうして続いているのだから感謝しなければね。」と話しました。神に感謝。