マリア様の月

カトリック教会では古くから、5月は「マリア様の月」とされ、特に「ロザリオの祈り」を唱えることを勧められております。

今年は特別に、フランシスコ教皇のお勧めもあり、全世界の人々が、新型コロナの治療にあたっておられる「医療従事者の方の為」という意向で祈っております。

38年前に訪日された故ヨハネパウロ2世教皇は現在は「聖人」の位にあげられていますが、なんと、その教皇が1981年2月7日(土)バチカンの宮殿内の教皇専属の聖堂で唱えられた「ロザリオの祈り」の先上げの声を私は録音していたのを思い出しました。

それは教皇様が日本訪問の数日前の出来事でした。

「ロザリオの祈り」の後、出口への道で、私が「日本人です。」とお答えしましたら、大喜びで、特訓されていた日本語で「これから日本に行きます。」と仰いました。

録音は本来は授業の為のマイクロカセットでしたが、機転を利かせて当日持参したみたいです。まさか、こんなに早く聖人になられるとは・・・全世界に向けての「ラジオバチカン」の放送でもありましたので、当日のお祈りの前には、6,7か国語で説明されていました。「ロザリオの祈り」は約30分、ラテン語でした。

アップの教皇様の写真は、平成7年、ローマでの会議の時に姉に書いて出した絵はがきです。(数日前に姉から届きました。)

この会議の時の謁見式で教皇様から特別な「ロザリオ」を頂きましたが、すでに手元にはありません。誰かにあげればなぜかまた次々と頂きます。

私個人としては、マイクロカセットの教皇様の先上げでロザリオの祈りをするという、何十年ぶりの贅沢な「マリア様の月」です。(テープ録音はCD等に取り直した方がいいかもしれませんね。)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です